高脂血症を放っておくとどうなる?

高脂血症を単なる肥満と捉える人は、多いようです。しかし、高脂血症は、血液中に脂肪が過剰に増えてしまう病気。血液に脂肪が増えれば、ドロドロ血液となって全身に流れにくくなり、血管を詰まらせたり硬くしてしまいかねません。

 

すると動脈硬化となって、生命を左右する病気にもつながる恐れがあるのです。ここでは、高脂血症を放っておいてはいけないことについてお話しましょう。

 

痩せていても高脂血症かもしれない

 

高脂血症は、自覚症状がないままに進行する病気です。進行度合いによっては、すぐに薬物治療が必要になるかもしれません。なぜなら、動脈硬化を起こしてしまい、突然心疾患や脳卒中で倒れる可能性もあるからです。

 

実は、肥満の程度と高脂血症は必ずしも合致するとは限りません。もちろん肥満していれば高脂血症の可能性は高いのですが、痩せていても高脂血症の恐れはあるのです。

 

特に、甘いものが好きで食事代わりにお菓子を食べているというような人は、内臓脂肪が知らぬ間に蓄積されているかもしれません。体型的にはスリムに見えても、体内は油でいっぱいということもあるのです。

 

カロリーで考えず、栄養バランスで考える

 

女性に特に多いのですが、一日の食事をカロリーのみで解決しようとする傾向がある人は注意したほうがよいでしょう。一日1、500kcalのカロリーを摂取するにしても、糖質と脂質だけで1、500kcalとるのと、たんぱく質も含めて1、500kcalとるのとでは大きな違いがあります。

 

脂質と糖質に偏りがちな食生活を続けていると、着々と高脂血症に近づきます。中高年以上の人に限らず、若いうちから10年20年かけて体質になっていくものですから、今はまだ大丈夫と思わず、一度食生活を振り返って改善すべき点は変えていくことをおすすめします。