高脂血症は治る病気?

高脂血症には様々なタイプがあり、原因も遺伝性のあるタイプや生活習慣によるタイプがあります。特に増加傾向にあるのが生活習慣を原因とする高脂血症ですが、この場合は治療によって改善する可能性が高いのが救いです。

 

糖尿病のように一度なってしまうと完治はしないといわれる病気とは違い、高脂血症だけならまだ治る可能性が十分にあるのです。ここでは、高脂血症をどう治すかについてお話しましょう。

 

食事と生活習慣に気をつけるだけで

 

高脂血症が生活習慣を原因としている場合、よほど進行していなければ食事療法や運動療法のみで薬物療法はすぐには始まらないケースがほとんどです。

 

つまり、食生活や生活習慣を改善するだけでも、高脂血症は治る可能性があるということです。食事は脂肪分や糖質を控えめにして、良質の脂肪をとるように変えなければなりません。

 

また、生活習慣の改善では、適度な運動を毎日行うようにしたり、ストレスをなるべく解消して睡眠をしっかりとるようにするのが有効です。これだけのことで健康を手に入れることができるのですから、努力しない手はないでしょう。

 

逆に、これしきのことを守れないようでは、高脂血症が進行して動脈硬化になったり、合併症を起こして更に厄介な治療が始まるかもしれません。

 

高脂血症が進行すると

 

高脂血症は、それ自体では何の自覚症状もないといってもいいくらい、気付きにくい病気です。しかし、放っておけば動脈硬化を起こしやすくなり、動脈硬化が悪化して心筋梗塞や脳卒中を起こすこともあります。

 

また、糖尿病や高血圧を合併する可能性もあります。病気になって苦しむだけでなく、経済的にも負担が大きくなることが目に見えているのですから、高脂血症だけのうちに改善に向かったほうが得策です。