高脂血症の治療に使われる薬

高脂血症の治療では、食事療法と運動療法が優先されます。しかし、食事療法でも運動療法でも状態が改善されない場合には、薬物療法がとられることになるでしょう。

 

もちろん、高脂血症の進行度合いや動脈硬化を発症している場合には、優先して薬物療法に入ることもあります。ここでは、高脂血症で用いられる薬についてお話しましょう。

 

中性脂肪値を下げる薬

 

高脂血症の治療薬には、大きく分けて中性脂肪を下げる薬とコレステロールを下げる薬があります。食事療法と運動療法のみで3ヶ月程様子を見て効果が出ない場合は、薬物療法に移ることが多いようです。

 

中性脂肪を下げる薬にも種類があり、その一つにフィブラート系製剤やニコチン酸製剤があります。フィブラート系製剤は、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす働きも持っています。

 

肝臓での中性脂肪の合成を抑えるのが中心ですが、コレステロールにも働きかけてくれるのは便利ですね。ただし、副作用として筋肉が萎縮したり、尿が赤くなるようなこともあります。

 

ニコチン酸製剤も、中性脂肪の合成を抑えて血中の中性脂肪と悪玉コレステロールを減少させる働きがあります。副作用としては、ほてりや口内の乾燥、皮膚がかゆくなるといった症状が出ることがあります。

 

コレステロール値を下げる薬

 

コレステロール値を下げる薬には、スタチン系や胆汁酸排泄促進薬、プロブコールなどがあります。それぞれに副作用がもたらされる可能性があるため、医師と相談しながらどの薬を続けていくかを決めることになるでしょう。